ライムスター宇多丸の「ラップ史」入門(70-80年代初頭)
アウトプットにはインプットが重要だ。今日は読書感想文を。
読んだ本はライムスター宇多丸の「ラップ史」入門だ。
- どんな本なのかというと
NHK-FMで2018年1月8日に10時間に渡って収録された「今日は一日"RAP"三昧」という番組の内容を書籍化されたいます。大枠の時系列に日本語ラップ・アメリカのラップのシーンについてライムスター宇多丸が司会を努め有識者が語るという形で番組は進みます。
ピックアップされているアーティストは原則誰もが知っているような有名アーティストが選ばれており私のようなあまり詳しくないヒップホップ好きににもつつきやすい内容になっており、全くヒップホップを知らないリスナーにとっては基本編的な内容となっています。とは言え要所要所に織り込まれるエピソードなどは初めて聞くものも多々あり、玄人も楽しめる内容となっています。
本書を振り返りつつ主要な楽曲をペタペタと貼っていきたいと思います。
※ラジオ収録でかかった曲の一部をyoutubeで探して持ってきていたら結構なボリュームになってしまったので本書の章立てに分けて別記事で投稿することにしました。
- 70-80年代初頭
ヒップホップの誕生から始まります。クール・ハークの発明したブレークビーツから話を紡いでいきます。77年の大停電で盗んだ機材でDJを始めたやつが多いという酷い事実 もすごくHIPHOPらしいエピソード。
日本でいつHIPHOPが生まれたかについてもこの章で語られており、スネークマンショー、佐野元春、吉幾三の楽曲が紹介されています。
次の章の80年代中期〜後期は次回にまわします。